車検の点検項目

エンジンルーム点検

点検項目

点検内容

ベルト類

  • ベルトの緩み、損傷

ベルトはゴムでできているため、使用しているうちに劣化し、ひび割れ、伸び等が発生します。ファンベルトが切れてしまうと、オーバーヒートを起こし、パワーステアリングベルトが切れてしまうと、ハンドルが急に重くなり走行中だと大変危険です。
ひび割れ、伸び等が見られたら調整または交換が必要です。

点火装置

  • スパークプラグの状態

スパークプラグはエンジン内に送られてきた燃料に着火するいわばライターの役割をしています。
1分間に何千回も着火・爆発させるプラグも時間経過とともに、着火させる部分が劣化し、正常に爆発させるための火花が飛ばせなくなってゆきます。
スパークプラグの消耗により失火状態が発生すると、異常燃焼、燃費の悪化、エンジン出力低下、過度なフリクションによるパーツの破損を招くおそれがあります。

燃料装置/冷却装置

  • 燃料/冷却水の漏れ
バッテリー

  • ターミナル部の緩み、腐食
原動機

  • エアーエレメントの汚れ、詰まり、損傷

エアーエレメントは、エンジンに吸い込まれる空気をろ過するためのフィルターです。汚れた状態で使用すると、エンジン機能低下や燃費の悪化につながります。空気中のゴミや粉塵が吸着するため、清掃や交換が必要です。

 

足廻り点検

点検項目

点検内容

緩衝装置

  • サスペンション/スプリング/ショックアブソーバの損傷、オイル漏れ

サスペンションとは、路面からの衝撃を吸収し乗り心地をよくする部品です。
スプリングとショックアブソーバは、車の振動を吸収するサスペンションを構成する部品です。オイルの抵抗力を利用して揺れの減衰力を得ていますが、長期間使用しているとオイルの粘性が弱まり機能しなくなってきます。カタカタといった異音の原因にもなります。

ブーツ類

  • 連結部の緩み

ドライブシャフトブーツ・ステアリングラックブーツ・タイロットエンドブーツ・ボールジョイントブーツ
車には数多くのブーツが使われています。ジョイント部分の保護をしているブーツが切れてしまうと、連結部に砂やゴミなど付着して噛みこんだり、水が浸入しグリスが遠心力で飛び出してしまいサビが発生したりしてしまいます。これらのブーツが切れていると車検は通りませんので、交換が必要です。

ブレーキパット

(ブレーキライニング)

  • 磨耗、損傷

ブレーキは摩擦を利用して速度エネルギーを熱エネルギーに変え、その熱を空気中に放出することで減速を行っています。その『摩擦』を発生させるのがブレーキパットまたはブレーキライニングです。制動時に摩擦することで少しずつ減っていきます。ブレーキの使用頻度により、何km走行したら限界に達するとは一概にいえません。年間走行距離などを考慮した上で交換をお勧めします。

 

 

室内点検

点検項目

点検内容

ペダル類

  • ブレーキペダルの遊び/効き具合

制動力の総和は、車両重量の50%以上
後車輪の制動力の差は後軸10%以上
左右の制動力の差は軸重の8%以下

  • クラッチペダルの遊び、切れたときの床板とのすき間、ブレーキの効き具合
パーキングブレーキ

  • 引きしろ(踏みしろ)/効き具合
制動力の総和は車両重量の20%以上
インジケータランプ

インジケータランプとは、メータ内にある小さなランプ類です。

作動中(緑)、走行注意(黄)、走行不可(赤)で色分けがされています。警告灯のランプが切れていると、車の不調やトラブルの情報が伝わらず、重度の故障に繋がる恐れがあります。

 

下廻り点検

点検項目

点検内容

トランスミッション・トランスファ

  • オイルの漏れ、量

トランスミッションとは、変速機です。
内部にはATF(ATフルード)が潤滑や冷却の役割とバルブ類にかかる圧力制御をしています。ATFが劣化や不足するとシフトチェンジのときにショックが起こったりします。

ブレーキホース、パイプ

  • 漏れ、損傷、取付状態

ブレーキペダルを踏むことにより、ブレーキホースの中のブレーキフルード(ブレーキオイル)がピストンを押し出すことでブレーキパッドをローターに押し付けて車を停止させます。

エクゾースト・パイプ、マフラ

  • 取付けの緩み、損傷、腐食
  • 遮熱板の取付けの緩み、損傷、腐食
  • マフラの機能

 

外廻り点検/その他

点検項目

点検内容

フレーム、ボディ
  • 緩み、損傷
サイドスリップ
  • サイドスリップ調整

サイドスリップの保安基準が、ハンドルを真っ直ぐにした状態で、車が1km走行したときの横滑り量が5m以内であるため、車検検査でのサイドスリップテスターでは、1m走行したときの横滑り量を5mm以内で合格となります。

灯火類
  • ヘッドランプ、ストップランプ、ウインカー等の点火、点滅具合、汚れ、損傷
  • ヘッドライト光軸調整

光度測定点において 6,400cd以上の光度が必要になります。
エネルギー点の位置は 左右27cm以内 水平線から下方2cmから15cmの間(照明部中心高さ1m超は下方7cmから20cmの間)

オイル類
  • ブレーキフルード

ブレーキフルード(ブレーキオイル)は、水蒸気がオイルに溶け込んだり、ブレーキ作動時に伴う摩擦熱により劣化していきます。劣化したオイルではブレーキが効かなくなるペーパーロック現象を起こすことがあり大変危険です。お客様の命に係わるため、弊社では車検時にブレーキオイルの交換をお勧めしております。

オイル類
  • エンジンオイル

エンジンオイルはエンジン内部の潤滑、冷却、防塵などの役割があります。エンジンオイルはススやスラッジによって汚れ、さらにエンジン内に発生した水分によって酸化していきます。エンジンオイルを交換しないままだと、エンジンの焼き付きなどエンジンの故障に繋がります。

ワイパー
  • ウインドウォッシャ液の量、噴射状態
  • ワイパーの拭き取り状態

ワイパーブレードゴムの寿命は約1年です。ゴム製品のため、雨風にさらされ太陽の熱をうけ劣化していきます。

タイヤ
  • タイヤの空気圧
  • タイヤの亀裂、損傷
  • タイヤの溝の深さ、異常な磨耗
  • ボルト、ナットの緩み
  • フロント/リヤ ホイール・ベアリングのがた

 


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